特集: 新しいキャリアパスを求めて

キャリア支援センターでは、物理系PDや大学院生など高度な知的人材の活躍の場を模索しています。現在、彼らが多方面に職を得てその能力を活用することが求められていますが、現状では雇用の需要とのミスマッチなどがあり、彼らには十分に活躍の場が与えられていないと考えられます。したがって、私たちは以下の分野について特集を組み、新たなキャリアパスを開拓していきたいと考えています。

日本物理学会が、科学技術人材のキャリア多様化支援事業に取り組む意義は、単に若い人材の活用の道を開く、有能な若手に多様な職業領域へ進出するための支援を行う、という意味にとどまりません。この事業に学会として自ら取り組むことによって、より豊かな物理学の領域へ、物理学の力をより多様な分野で発揮し、自ら21世紀の新しい物理学のあり方を探ることへとつながっていければと考えています。

誤解の無いように申し添えておきますが、私達は、物理学を志し専門の道を究めようとしている若い人たちに、「他分野にかわれ」と薦めているのではありません。むしろ、もっと夢とロマンを持って、物理学で極めたことを新しい領域で開拓すること、それこそが、本来の物理学会の役割であると思っています。ですから、新しい分野でどんな挑戦ができるのか、新しい学問の領域としてどのような道があるのかなどということまで含めて、紹介していきたいと考えています。

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